特殊・地被植物　クロチク

イネ科　常緑樹
樹高　5～12ｍ
茎の直径　2～5ｃｍ
中国原産

竹稈（かん；いわゆる茎や幹）の下部から枝下あたりまでの節間の一部が、極端に縮んで、膨れているのが特徴。

筋が互いに斜めになり、その膨らんだ様子が七福神の布袋様のお腹のように見えることから「布袋竹（ほていちく）」と名付けられた。

乾燥したものは、折れにくいことから、釣りざおとして使われる。

日本庭園の添景として、寄植えされる。
　特に茶庭に使われる。

稈の色が黒色を呈する。
　若い竹は緑色だが、秋には褐紫色となり、次第に黒変する。

かなり樹高が高くなるため、3月頃枝先を切り詰めると良い。