剪定例へ
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剪定後 2011.年7月
剪定前 2011.年7月
植木屋じぃじ
2012年11月 剪定前 → 剪定後
剪定例 ヒノキとその生垣(檜)
ヒノキ科ヒノキ属
常緑針葉樹 高木
☆独特の芳香をもつ、高級建築材の代表で、
どんな場所にも育つ、強健な樹木。
【原産地】本州(本州以南)、四国、九州
【日当たり】幼木は、日陰に耐えるが、成木は、
日向を好む。
【土壌】適湿な土壌を好むが、乾燥にも耐える。
【用途】シンボルツリー、目隠し、生垣。
【観賞ポイント】三角形の樹形。濃緑で鱗状の葉。
【剪定方法】 樹幹内の枯枝は、自然に落ちないので、
取り除く。
☆ヒノキは、伊勢神宮の社殿に使われ、日本を代表する
建築材。樹皮は、寺社や、数寄屋建築の屋根を葺くの
に使われて来た。
☆ヒノキは、火をおこすのに利用され、「火の木」が語源
(以上「大人の園芸」より)
剪定後 2010.年7月
剪定前 2010.年7月
檜の生垣 剪定前 → 後 2016年1月
今回透かし剪定するのに、予想以上の時間がかかった。
原因は、左の写真に有る様に、何十回と刈り込み剪定を行っているので、枝の付根が拳(こぶし)状になっており、これを解きほぐし、一枝一枝、中透かし、小透かしをした為である。
樹齢60年以上で100年以上かもと、施主さんはおっしゃっていた。
透かして、光が当たる様になった場合切った部分から芽が吹くと言われている。
又、芽が吹く確率は50%とも言われている。
新芽が吹くのを祈りながら待つ。
・・
一年後 ↓
ヒノキの実2016年1月
ヒノキの実2011年7月
12月には、褐色になる様だ。
檜の生垣 剪定前 → 後 2016年1月 同じ場所ではないが…
檜の生垣 剪定前 → 後 2016年1月
剪定前 2011.年7月
剪定後 2010.年7月
剪定前 2010.年7月
剪定前 2011.年7月
11月この時期、枝の内側が、紅葉(枯れて)していた。
(場所によって、紅葉するケースもある様だ。特に問題はない)
ヒノキの先端を止めた。先端を止めると、その先端から、数本の枝が伸びて、株立ちになる様だ。
ダイスギも、先端を止める事により、株立ちになるのだろうと思った。
施主さんより、樹高の上部30cm位と、生垣の幅を狭めて欲しいとの要望。
高さを30cmはさみ(切り)幅を詰めると、葉っぱの無い枝になり、枯れてしまう。
針葉樹系(コノテガシワ、サワラ、スギ、カイズカイブキ、マツ)は同じ。
枝を透かし、光が枝に当る様にして、新芽の生長を待ち、育てばその上部は、はさめる(切れる)。 針葉樹は、根から水分が蒸発する葉までの通路がないとダメな様だ。
従って、完成出来るまでに2〜3年かかる。
剪定後 2011.年7月
2016年4月1日 身延山久遠寺にて
檜 樹木例 2013年1月
檜の生垣 剪定例 透かし剪定前 → 刈込み後 216年1月