多年草 ウラボシ科 シダの仲間 常緑性

軒先などで、土が無くても、耐え忍ぶから、
ノキシノブと言う、和名になった。

乾燥がひどくなると、葉を内側に巻きこんで、細くよれる。形を変えて、乾燥に耐える。
葉は長さ5-20cm。

写真の、葉の裏側にある、黄色い丸い玉は、胞子嚢(ほうしのう)である。

胞子とは、単細胞で、単独に発芽して、新世代または新個体を生ずる。
胞子嚢(ほうしのう)とは、胞子をその中に形成する、袋状の構造である。 

降雨時に、たっぷりと水を吸い、湿っているわずかな期間だけ、光合成を行い、後はひたすら堪え忍ぶ。との事。  すごい生命力だ。

薬草として
ノキシノブ茶には、地上部の全草を用いる。これを生薬名では、瓦韋(がい)と呼ぶ。
薬効としては、利尿や、むくみ解消などに効果があるとされ、1回2〜4g程度を、目安に飲むようにする。 との事。 植物は、偉大だ。

ノキシノブは、植栽すると言うよりも、自然発生している。
石垣、桜、貝塚伊吹、欅、椎の木に、付着しているのを、見かけた。

庭木の手入れお気軽にどうぞ

植木屋じぃじ

2011年12月6日

2011年12月6日
黄色い丸い玉は、
胞子嚢(ほうしのう)

2011年11月24日

2011年11月24日

2011年11月14日

庭の下草

ノキシノブ(軒忍)

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